第1012回

夜雨(ゆあみ)の名残

嘉保根神社からの帰り道、肉厚の長命草の葉に夜の雨の雫が丸く残っていたと書いている。

この回は旧サイト(2025年4月まで)に書かれたものです。原文は公開していません。

この回を結んだ言葉

3本
3月26日

薄暗いうちに歩き出す朝が、この時期には何度も書かれている。5年前は嘉保根神社に頭を下げてから帰り道の長命草の雫を見て回り、4年前は高台から石垣島の最後の夜景が消えていくのを眺めていた。どちらも、空が明るくなるまでの時間。

第1012回 第1064回
3月27日

朝の道で、この人はいろいろ授かっている。5年前は嘉保根神社に頭を下げた帰り道、長命草に残る雫に春の近さを感じ、3年前は同じ朝の道で97歳のオジーに「勿体ない 汗は畑で流せば良いのによぉ」という黄金言葉をもらっていた。

第1012回 第1116回
3月29日

三月の終わりは、春が近づいてくる話になる。5年前は雨のあとの長命草を見て「これから春」と書き、島の人に長命草はこれから上等よぉと教わっていた。去年は杵築で、まだ明るいうちに帰宅できるようになったことを喜んでいた。

第1012回 第1222回