第1174回

津波警報発令中の港の風景

この回を結んだ言葉

4本
5月3日

ツッチーの海の見方は、島の人のそれだ。4年前は湿気の高い日ほど見える確率が上がると波照間島を探し、2年前は津波警報の港で、オーナーたちが船を湾の外へ出して待機するのが海のルールだと書いていた。

第1069回 第1174回
5月4日

この島は、生きものも人もあまり慌てない。2年前の津波警報の朝、海抜40mの集落に慌てる様子はなかったそうだ。去年、島に帰った朝に出会った猫も、どんなに近づいてもピクリとも動かず、そのまま撮らせてくれた。

第1174回 第1227回
5月5日

島の人は、自分の持ち場をちゃんと知っている。5年前は90歳のおばぁが朝からヒンプンの前の白砂を均していた。2年前の津波警報では、船のオーナーたちが黙って船を湾の外へ出して待機していた。慌てる人がいない。

第1017回 第1174回
5月8日

ツッチーは大きな船を見ると必ず書く。2年前は津波警報の港で、石垣に向かうクルーズ船が方向転換して船首を西へ向けるのを見ていた。去年は別府湾に「マンションができた?」という大きさのクイーン・エリザベスが停まっていた。

第1174回 第1228回