小浜島日記 by つちだきくお
2020年4月19日
第963回
一冊の本が届く






僕のファンというかペンフレンドな男性が居て
同朋の方々と年一冊のペースでエッセイや詩などを
共同制作したものを送って来ては論評を求められて
それなりに生意気な評お返しするというお付き合いを
していた方の奥さんからお便りが先日届き、中に
一冊の本があり瞬時に亡くなったのか?って思ったら
その通りで、亡くなるまで自分史のようなものを一生懸命
作ってたけど志半ばで逝かれ、同胞の皆さんの協力で
やっと出来た本をお届けしましたとの事。
年齢詳しく把握出来てなかったが90歳であられたのだ。
親と変わらない先輩に生意気な返事していた事に赤面しつつ一気に読み上げた。
中学生時代が戦争真っ只中でその頃の人々の心理やご本人の本音など詳細に書かれていた。
ポピュリズムの怖さを特に書かれていた。
80年に一回、世界に戦や禍が訪れるという過去の流れ。要は生き証人が
不在になって次の戦が始まるって言う論理もあって文字に残したい思われたようだ。
そして初めて小浜島に来た時、細崎の静かな海岸線に立ち、我々だったら、なんと
素晴らしいとかしあわせって感じるものだけどこの方は
戦争でこの島でも多大な被害があったものと返って泣けて
眺めていたって言う箇所を見つけると、平和ボケしてる
今の日本人というのもの歴史認識の甘さ、戦後教育の
膿みたいなものを感じざるを得なかった。残してくれて
ありがとうございます。Kさん。今のこの騒動にしても
みんなメディア眺めてばかりで、そのまんまを鵜呑みに
する事のポピュリズムの今後の怖さを少し考えた方がいい時期ではと思って
初めて小浜の穏やか風景に終始して来たこの日記に一石投じさせてもらいました。
どうしようか悩んでましたがね。ただ懐かしいエピソードもあってね。 
Kさんと奥さんが島歩いてて僕の助言通り
軽トラックに遭遇し乗せて欲しいと頼んだら、
奥さんを助手席にKさんを荷台に
載せたって言う強者オジーが居たって手紙に書いてあったなぁ(笑) 

 合掌

 


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(画像のサイズを小さくしてあるものがあります)